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2023-02-03松村

今が旬のいちご 生産量1位の県は・・・

皆さん、こんちには。
今、スーパーでよく目にするいちごですが、
なんと農林水産省に登録されている品種は約300品種あるそうです。

その中で有名な品種といえば、
あまおう:福岡県
とちおとめ:主に栃木県
紅ほっぺ:主に静岡県
ではないでしょうか?
福岡県民としては、あまおうがなじみ深いのですが福岡県の生産量は全国2位。

では、イチゴの生産量1位はどこでしょうか?
答えは栃木県で54年連続生産量全国1位なんです。
いちご王国である栃木で昨年ニュースになったのが、いちご戦略の発表でした。

いちご戦略とは、No.1ブランドのとちおとめの生産量を1/10以下に減らして、新たな品種で世代交代させるというものです。

その理由は、
 とちおとめがもう栃木県だけのものではないから!
とちおとめは2011年に栃木がもつ育成者権が期限切れ、全国どこでも作ることができる。

② 高齢化もあり2005年をピークに生産量が減少
そこで、栃木が県を挙げて作り出したのが新品種の「とちあいか」!
10万株の中から選ばれたエリートで、病気にも強く、育つのが早い、とちおとめと比べても甘さが際立ち2~3割大きいのが特長。
更に、10月から収穫ができるため、とちおとめに比べて1.3倍収穫量がアップするそうです。

参考までに、栃木県が生産量日本一になったきっかけは、1985年に品種登録して大ヒットになったイチゴ女峰。
品種改良で収穫が早くなって12月には収穫して出荷できるようになったことで、クリスマスケーキのマーケットをとりにいけたことです。
※女峰が発売された当時1980年代イチゴは1月以降が収穫期で、クリスマスケーキには外国産のいちごが使われていたみたいです。

品種改良により美味しくなると共に、生産時期まで変えられるのは凄いことです。
日本の研究力の凄さに驚かされました。
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