2023-08-21松村
改正電気通信事業法への対応
皆さん、こんにちは。
6月から施行された改正電気通信事業法をご存じでしょうか。
ざっくり言えば、利用者の知らないうちに情報が外部に送信・提供されるのを防ぐ法律。
情報を第3者に提供する場合
1) 本人に通知・公表する
2) 本人から同意を得る
3) あとから拒否できる
いずれかを義務付けされました。
例えば、多くのウェブサイトで利用されている「Googleアナリティクス」もその対象です。ウェブサイトに「Googleアナリティクス」のタグを組み込むと、利用者の端末からGoogle(第3者)に対して情報の送信が発生するからです。
この場合、ウェブサイトでは以下の情報を「公表」または「通知」する必要があります。
1.
「Googleアナリティクス」は何の目的で導入したか
2.
送信先はどこか(この場合:Google LLC)
3.
Googleに送信される情報はどのような情報か
4.
Googleは受け取った情報をどのように利用するか
他にも、Facebookの「いいね!」ボタンなどのソーシャルプラグインや、AdSenseなどの広告配信サービス、マーケティングオートメーションやABテストツールなどをウェブサイトに組み込んでいる場合は、同様に一連の情報を掲載する必要があります。
違反すると業務改善命令を受け、罰金が科される場合があります。
この機会に、プライバシーポリシーページの掲載内容の見直しを行われては如何でしょうか。