2023-11-01川崎
卵が先か鶏が先か
待ちに待った減税対策が出てきました。
来年6月めどに所得減税が行われるとの報道です。
定額の減税が、、、これで景気が吹き上げるのか?
私は上がらないと思います。
多少は上がるでしょうが10年20年と続く持続的効果はないと思います。
対策が持続的ではないからです。
また、この状態で日銀は長期金利も上げるそうです。
これは持続的に企業設備や不動産投資の熱を下げる要因だと思います。
それを上回る需要があれば、金利の上昇もなんのそので弾き飛ばすのでしょうが、、、今がその状態なのでしょうか?
アメリカのように強力な需要と低い失業率、またそれに伴うインフレであれば、
その加熱を下げる為に金利を上げる事は理解できるのですが、
日本のインフレは外部要因が主なので需要が膨らむまでは待つべきだと私は思います。
財源がと言うのであれば、まず景気を上げてそれに伴う増加した税収をと思うのですが、
そのロジックは全く無いようです。ここが「卵が先か鶏が先か」になるのですが。
また、首相が冒頭に経済と3回連呼していましたが、この経済とは何なのでしょうか?
もしかすると、この言葉の概念も私と違うのかもしれません。
最後に、安倍・菅首相が行った経済対策の矢をすべて折る対策に思えるのですが、どうなんでしょうか?
私の素人の考えなので、もっと私が知りえない思考があれば良いのですが、
出てきた経済対策を見て、景気が吹き上る要因が少なく、
先が見えたような感じがしたので書いてみました。
いや、多分この先にもっとすごい対策を検討しているのでしょう!!
と思いたい今日この頃でした。