2023-11-29松村
意外と知らない食虫毒件数の多い月
過去5年の月別食中毒発生件数をみると、10月が最も食中毒が発生しています。
10月の食虫毒の主な原因物質は、
・アニサキスなどの寄生虫
・O157、サルモネラなどの細菌、
・ふぐ、二枚貝、きのこなどの自然毒
・ノロウイルス
などがあげられます。
秋はサンマ、カツオ、さば、サーモン、イカなどの魚介類が旬で刺身などで食べる機会があることから、アニサキスによる食中毒が増えています。
アニサキスによる食中毒の予防には、加熱(60℃で1分以上)や冷凍(-20℃で24時間以上、中心部まで凍らせる)が有効と言われています。
ちなみに、酢や醤油、わさびには、予防効果はないそうです。
これからの季節、カキ小屋が始まるなど生カキを食べたくなると思いますが、ノロウイルスでの食中毒も多いので、加熱するなど気を付けて食べましょう。