スタッフブログ

2024-11-19津田

目に映るものを伝える言葉

初めまして、新入社員の津田と申します。
サポートデスク及びディレクション担当として、お客様と、その向こうにいるWebユーザーの皆様のお役に立てるよう、日々精進していきたいと思っています。

さて、いきなりですが、サポートでも時々聞かれるこの話題についてちょっとお話ししたいと思います。

「「代替テキスト」って、何ですか?」


これは特に、「Wordpress」という投稿システムをお使いの方々がよく見る言葉かもしれません。
画像をアップロードするときに、「代替テキスト」という欄があるのにお気づきでしょうか。
これは、文字通り「画像の代替」となるテキストのことです。

或いは、SNSで画像を投稿しようとした際に、「ALT」という項目があるのを見たことはないでしょうか?
実はこれも、呼び方は違いますが「代替テキスト」のことです。

別に、代替テキスト/ALTが空欄でも、画像の投稿はできます。
が!
これを入力しておくと、実はちょっと嬉しいことがあるのです。

①画像が表示されなくても、「その画像に何が載っているか」を伝えることができる

インターネットが普及して大分経つとはいえ、世界中どんなところにいても電波が届くわけではありません。電波の悪いところでサイトを見ると、画像が重たくて表示されなかった!ということは、今でもかなり多いのです。
そんなときに、この「代替テキスト」が適切に入っていれば、「画像が表示できませんでしたアイコン」の隣に、ちゃんと代替テキストが表示されます。

代替テキストを入れていない画像が表示されなかったときの例。表示できない画像のアイコンが出ているだけ

代替テキストを入れた時の例。表示されていない画像の代わりに、「半分に切られたりんごの断面図」という代替テキストで内容を伝えることができている

せっかくいい写真を掲載した記事を投稿したのに、画像が見えない状態にある人には全く内容が伝わらない……という悲しい事態は避けたいですよね。

②SEO対策になる

ユーザーがGoogleなどでキーワード検索をしたときに、代替テキストの中にそのキーワードが含まれていれば、画像検索欄などに上がりやすくなります。
とはいえ、キーワードを過剰に詰め込んだり、画像に直接関係のない文言を代替テキストに設定してしまうと、Googleからペナルティを受けてしまう恐れがあります。あくまでも、「画像の内容を適切に説明するための文言」を入力しましょう、ということですね。

代替テキストを入れた方がよい画像・入れなくてよい画像

「全ての画像に代替テキストを設定しなければならない」というわけではありません。あくまでも、「内容のある画像」に設定しておけばOKです。
「内容のある画像」というとちょっとわかりにくいかもしれませんが、
「「電話の向こうにいる相手に記事の内容を伝えなければいけない」としたら、その画像の内容も言葉にして伝えないと記事全体の意味が伝わらないか?」
という視点で判断するといいと思います。
画像の内容を説明しなくても、記事全体の意味が不足なく伝わりそうであれば、その画像はあくまでも雰囲気作りのための「装飾」なので、代替テキストを無理に設定する必要はありません。

この「代替テキスト」というのは、画像に何が映っているか、ページのどこに画像が使われているのかなどによって、適切な文言が変わってきます。
細かいルールを考え出すとどこまでも突き詰めてしまえる面白さがあるのですが、まずは、「この画像、言葉で相手(=ページを見てくれる人)に伝えたい内容かな?」という点に着目して、「目に映るものを伝える言葉」を探してみるのがよいと思います。

画像付きで記事を投稿される方のヒントになれば幸いです!
ここまでお読みいただき有難うございました!
何かご不明点・ご相談ございましたらお気軽にお問い合わせください!
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