2026-08-28浦富
WordPressの脆弱性に注意!
WordPressは、企業サイトや店舗サイト、ブログなど幅広く利用されている人気のCMS(コンテンツ管理システム)です。一方で、世界中で利用されているため、サイバー攻撃の標的になりやすいという側面もあります。
特に近年は、WordPress本体だけでなく、プラグインやテーマの脆弱性を悪用した不正アクセスも増えています。
「サイトが普通に表示されているから大丈夫」とは限りません。今回は、WordPressを運用している方が今すぐ確認しておきたいポイントを5つに絞ってご紹介します。
1.WordPress本体を最新版にする
まず確認したいのがWordPress本体のバージョンです。
WordPressでは定期的にセキュリティアップデートが行われており、古いバージョンを使い続けることで、既知の脆弱性を攻撃に利用される可能性があります。
WordPressの管理画面から現在のバージョンを確認し、可能な限り最新の状態を維持しましょう。
2.プラグインを確認する
WordPressの機能を拡張する「プラグイン」は非常に便利ですが、脆弱性の原因となるケースも少なくありません。
特に注意したいのは、長期間更新されていないプラグインや、開発が終了しているプラグインです。
使用していないプラグインは「停止」するだけではなく、不要であれば削除することをおすすめします。
3.重大な脆弱性が報告されたプラグインを確認する
プラグインによっては、攻撃者が認証を回避して管理者権限を取得したり、サーバー上で不正なプログラムを実行したりする重大な脆弱性が発見されることがあります。
最近も、SAML認証関連のプラグインやElementor Pro、Forminatorなどで重大な脆弱性が報告されています。
WordPress本体だけでなく、使用しているプラグインについても、最新版になっているか確認することが重要です。
4.管理者アカウントを確認する
WordPressの管理者アカウントも重要なチェックポイントです。
使っていない管理者アカウントが残っていないか、簡単に推測できるパスワードを使用していないかを確認しましょう。
可能であれば、二要素認証(2FA)を導入することで、不正ログインに対する防御をさらに強化できます。
5.「更新していないサイト」を放置しない
WordPressのセキュリティ対策で最も重要なのは、継続的に管理することです。
「以前設定したから大丈夫」「サイトが問題なく表示されているから大丈夫」と考えてしまうのは危険です。
WordPress本体、プラグイン、テーマ、PHPなどを定期的に確認し、セキュリティアップデートが公開された場合は速やかに対応しましょう。
また、万が一サイトが改ざんされた場合に備えて、定期的なバックアップを取得しておくことも重要です。
WordPressの脆弱性は、決して他人事ではありません。
特に企業サイトでは、不正アクセスによるサイト改ざんだけでなく、顧客情報の漏えいやマルウェアの設置、企業サイトを踏み台にしたさらなる攻撃につながる可能性もあります。
まずは、
WordPress本体が最新版か
プラグインが最新版か
不要なプラグインが残っていないか
管理者アカウントに問題がないか
バックアップが取得されているか
この5点を確認してみましょう。
WordPressは「導入して終わり」ではなく、定期的なアップデートとセキュリティ管理が必要なシステムです。
自社サイトのWordPressが現在どのような状態なのか分からない場合は、一度専門業者による点検を受けることもおすすめします。