2026-09-01秋吉
「石の上にも三年」が通用しない時代
「石の上にも三年」という言葉があります。
どんなに辛くても、努力を続けていれば、やがて成果につながる。昔から日本では、継続することの大切さを表す言葉として使われてきました。
もちろん、継続することの価値は今でも変わりません。
しかし、ここ数年の社会やテクノロジーの変化を見ていると、「3年」という時間の意味そのものが変わってきたように感じます。
この3年を振り返るだけでも、私たちの「当たり前」は大きく変わりました。
その代表がAIです。
これまで専門的な知識や多くの時間が必要だった仕事を、AIが短時間で支援してくれるようになりました。
AIに限らず、さまざまなサービスも、単なる「便利なもの」から、今ではビジネスに欠かせないものへと変化しています。
つまり、この3年間で「便利になった」のではなく、生活や仕事そのもののやり方や前提が変わったのです。
では、これからの3年はどうなるのでしょうか。
おそらく、今まで以上のスピードで変化していくでしょう。
3年前には想像できなかったことが、今では当たり前になっています。そう考えると、3年後に今の常識がそのまま残っているとは限りません。
だからこそ、これからは「3年間、変化し続ける」ことが重要になるのではないでしょうか。
昨日まで成果が出ていた方法が、明日も通用するとは限りません。
新しい技術が登場すれば試してみる。必要がなくなったものはやめる。そして、新しく必要になったことを学ぶ。
変化を恐れるのではなく、変化を前提として行動することが大切です。
もちろん、すべてを変えればいいわけではありません。
技術が進化しても、人との信頼、約束を守ること、お客様の課題を理解すること、良いサービスを提供することなど、本質的な部分は変わりません。
これから必要なのは、「変えるべきもの」と「変えてはいけないもの」を見極める力なのだと思います。
「石の上にも三年」。
これからの時代は、この言葉も少しアップデートする必要があるのかもしれません。
「変わらないために、変わり続ける。」
これからの3年間が、どんな未来になるのかは誰にも分かりません。
だからこそ、3年後を待つのではなく、今日から変化する。
その積み重ねが、次の3年を大きく変えていくのだと思います。